全てを穿つ青の連撃【ポケモンSV S10最終6272位】

はじめまして、えがまるといいます!

SVから対戦を始めたのですが、今回初めて最終4桁を取ることができてうれしいので、また、ただただ文章を書くことが好きなので記念に初めての構築記事を書きました。

構築経緯

連日頭を悩ませてきたパオジアンに初手スカーフ水ウーラオスの蜻蛉返りが強いと思ったのでここから構築を組み始めることとした。そして、パオジアンが居座ってきて草or電気テラバを打ってきた際の引き先として神速カイリューを相方に決めた。さらに、ウーラオスを通す上で障壁となるブーストカミツツミを倒すか場外に流せるヒスイヌメルゴンを採用して基本選出の3体が決まった。

そこから対物理フェアリーなどカイリューが出しにくいときに威嚇で誤魔化しつつ、ヌメルゴンの弱点も受けれる霊獣ランドロスと推しポケ枠のオリーヴァを採用した。最後の1枠は意地テラス水流耐えの調整をしたオーガポンを意識してステロを撒けるドオーを投入した。

 

単体解説

水ウーラオス

テラスタイプ:水
性 格:意地っ張り
特 性:不可視の拳
努力値A252+,S252,D4
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:インファイト/水流連打/アイススピナー/蜻蛉返り

 

〈調整〉

AS…突破力を上げるため特化

D…あまり

 

〈所感〉

全試合に選出した本構築の軸。基本的にウーラオスを通すために試合計画を立てていくことを意識した。テラスタルも積極的に切っていった。ことごとくを倒していくその姿はマスタードも圧巻。まさに青は藍より出でて藍より青しと言ったところ。

 

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル
性 格:意地っ張り
特 性:マルチスケイル
努力値H164,A252+,S92
持ち物:シルクのスカーフ
技構成:龍の舞/羽休め/神速/地震

 

〈調整〉

A…突破力を上げるため特化

S…+1で最速100族抜き

H…あまり

 

〈所感〉

本構築、第2のエース。カイリューを通すルートが見えたらこちらも積極的にテラスを切っていった。シルクのスカーフは相手の耐久調整の虚をつき存分に活躍してくれた。本構築では地震を打つことが少なかったのでカミをワンパンするためにアイアンヘッドを採用してもよかったかもしれない。カイリューランドを意識したアイススピナーも強そう。

 

ヒスイヌメルゴン

テラスタイプ:フェアリー
性 格:生意気
特 性:草食
努力値:H236,A12,B4,C252,D4+
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ベビーボンバー/ドラゴンテール/火炎放射/10万ボルト

 

〈調整〉

HD…特化メガネカミのテラスムンフォを97%2耐え

C…D4振りテツノツツミを余裕を持って10万ボルトで確定1

Aなどあまり

 

〈参考〉

SV S8 最終33位&最終55位】無念ディンパオラッシャ

https://lazy2525.hatenablog.com/entry/2023/08/01/171729

 

〈所感〉

草テラスヒードランが本構築ではやや重いので火炎放射を冷凍ビームにしようか迷いに迷った。結局ウーラオスでの対処が危険なダブルウイング持ちのハッサムにサイクル下で大打撃を与えることができる点が魅力的だったので火炎放射を採用した。

 

オリーヴァ

テラスタイプ:炎
性 格:穏やか
特 性:収穫
努力値H252,B68,D188+
持ち物:オボンの実
技構成:ギガドレイン/テラバースト/身代わり/アンコール

 

〈調整〉

HB…特化パングロウーラのドレパン93%耐え

HD…特殊ポケモンに対するクッションになれるように努力値を振れるだけ

 

〈所感〉

絶対採用推しポケ枠かつキョジオーンやヘイラッシャ、ドヒドディンルーなどの受け構築に対して投げる崩し枠。以前シグマさんに構築相談をした際に教えていただいたオリーヴァの型を本構築に合わせてアレンジして採用した。炎テラバはアーマーガア(やサーフゴー)を意識しての採用だが、キョジオーンの裏から出てくるカイリューや炎オーガポンに一矢報いることのできる岩テラバでも面白そうだと思った。でもそれなら岩ポン採用でいい気がする。

 

霊獣ランドロス

テラスタイプ:鋼
性 格:意地っ張り
特 性:威嚇
努力値H148,A252+,B12,D4,S92
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:地震/ストーンエッジ/ステルスロック/蜻蛉返り

 

〈調整〉

A…突破力を上げるため特化

S…準速ガッサ抜き

Hなどあまり

 

〈引用〉

SV S9 最終順位46 最終レート2109 対面orヌメルラッシャサイクル軸」

https://yama1610.hatenadiary.com/entry/2023/09/02/143339

 

〈所感〉

アタッカーっぽいミミッキュランドロスがいたり、高火力の地面打点及び威嚇が欲しかったりしたらカイリューの代わりに投げた。ステロを撒けたらラッキーなので一応採用したがほとんど使わなかった。かと言って他に欲しい技もなかった。ドオーやヌメルゴンと合わせて構築に組み込むことで相手の電磁波ポケモンの選出を抑制してくれた気がする。

 

ドオー

テラスタイプ:ノーマル
性 格:慎重
特 性:貯水
努力値H252,B172,D↑84
持ち物:メンタルハーブ
技構成:地震/自己再生/ステルスロック/カウンター

 

〈調整〉

HD…Sブーストツツミのフリドラ確定2耐え

HB…あまり(陽気ガブの地震93%耐え程度)

 

〈所感〉

相手の初手ドラパルトやコノヨザルに対してなら安全にステルスロックを撒けるのでこの2体を見たら対策がてら投げた。持ち物はコノヨザルの挑発やツツミのアンコールケアのためのメンタルハーブにした。このドオーを採用した枠に求める条件としてステロを撒けて、水ウーラを受けれて、特殊ポケモンに対するクッションになれて、それでいて物理ポケモンに引けをとらないというものが挙げられたが、該当するポケモンはドオーしかいなかったので満を持して構築に参入してきた。しかしながら、ドオーが好きすぎるあまり投げまくっていたところ身代わり持ちのポケモンや龍舞ポケモンに起点にされて負ける試合が多かったので安易に選出しないようにはしていた。地震はコノヨザルを重く捉えるなら毒々でもいいと感じた。構築上、相手の水ウーラの水流連打に受け出すことはないので剣舞龍舞ポケモンに対してカウンターで居座り続けることができる天然でも困ることはなさそうだった。自分で考えた調整のポケモンの中で1番自信があるのでいっぱい負けたけどそれよりもっともっと活躍してくれてうれしかった。

 

選出

①初手ウーラオス+ヌメルゴン(orドオー)+カイリューorランドロス

本構築の基本的な選出。神速や地面打点、威嚇の欲しさでカイリューランドロスかは決める。クッション枠のヌメルゴンは相手の特殊ポケモンの少なさやステロの撒きたさでドオーに変えることもある。

 

②ウーラオス+ドオー+カイリューorランドロス

相手にドラパルトやコノヨザルといったサポートポケモンがいた場合の選出。ドラパルト入りには初手ウーラオス、コノヨザル入りには初手ドオーを投げる。

 

③オリーヴァ+アタッカー2

キョジオーン絡みの構築やドヒドディンルーなどの受け構築に対しての選出。アタッカーとしてドオー以外の4体から2体を選ぶ。

 

特に重いポケモン

・スカーフウーラオスより速いポケモン

・スカーフテラバパオジアン及び妖テラバパオジアン

・高速移動イダイトウ

・岩テラバの可能性があるゴリランダー

・キョジオーン+炎オーガポンの並び

 

結果

シーズン10最終6272

終わりに

最終4桁を目標にして組んだ構築で上位で通用するかは分からないですが、個人的には以前の構築記事では見ることがなかったスカーフ水ラオスとチョッキヌメルゴン軸のパーティーを開拓できたので大満足です。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!!!